2008年12月19日

今年読んで刺激を受けた新書

群馬県みどり市生れの高瀬正仁さんの書いた岩波新書「岡潔・数学の詩人」
岡潔は1901年から78年まで、生きた日本が生んだ数学者です。多変数函数論という当時、世界で未解決であった難問群を解決しました。世事に疎く、研究三昧の生活をしていました。また、「春宵十話」というエッセイ集でも有名です。「人の中心は情緒である」と断言します。しかし、数学者としての岡潔を分かりやすく述べた本はこれまでにありませんでした。
高瀬正仁は「オイラーの無限解析」、「オイラーの解析幾何」の翻訳もしています。

もう1冊は、動物行動学者・長谷川眞理子さんが書いた集英社新書「生き物をめぐる4つの『なぜ』」です。雄と雌はなぜ存在するのか? 高校生の多くは理科の「生物」暗記科目だと思っています。つまり、「生物」イコールつまらない。でも、動物の行動と進化を学ぶことで、「生物」はおもしろくなります。これが長谷川眞理子さんの自論です。



Posted by テーム・セキグチ at 20:00 │特別カリキュラム